体験談

【パキスタン留学体験談】危ない国?!パキスタンの生活

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大学 大阪大学4年生 休学中
留学先 University of the Punjab
留学期間/内容 5ヶ月/大学留学
現在、インド留学のMISAOでインターン中

インド留学に関する体験談については次の記事を参考にして下さい。

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パキスタン留学をしようと思った3つの理由

日本で学んだウルドゥー語を磨きたい

ウルドゥー語という言葉の響き、インド、パキスタンというピンと来ない国で話されている言語に興味を抱き外国語学部ウルドゥー語専攻に入りました。2年間徹底的に基礎を学び3年の夏、1ヶ月パキスタン国内を一人旅しました。その時にまだまだ足りない、もっと彼らの言っていることを理解したいという思いを抱き、4年の4月から10月までパキスタン東部の町、ラホールに留学しました。ビザの申請をしたのが2月の中旬、出発したのが4月の下旬です。

パキスタン留学は未知の世界だった

「留学」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?お洒落で清潔感のある語学学校、様々な国から来ている人と一緒に授業を受けその後みんなでパーティー。休日はスティ先の家族と小旅行。本屋の留学情報コーナーに行くとイギリスやアメリカ、オーストラリアなど大半が欧米英語圏。初めは専攻語勉強したいけど英語圏もいいなぁと留学情報誌を読み漁りました。が、途中で飽きてしまいました。行ってもないのに飽きるほど英語圏留学の情報は溢れているけれどパキスタン留学の情報は皆無。全く留学生活をイメージできないことが逆に好奇心を掻き立てました。

パキスタン留学した先輩の体験談が魅力的だった

パキスタンに留学されていた先輩の話を聞くとさらに行きたいという気持ちが強まりました。日本ではあり得ない事件が起きるのは日常茶飯事。そんな環境に身を置くことで語学力以外にも何か得られるのではないかと思いました。

留学中の体験

パキスタンでラグビー

スポーツを通した交流

授業が終わると友達の部屋でしゃべりながらチャイを飲むことが多かったです。この時にウルドゥー語の使いまわしについて質問したり、覚えた単語を使ってみたりと会話の良い練習になりました。また現地人と交流する時間を増やすためパキスタン人で構成されたラグビー部に入り汗を流しました。「今日全メンバーが来てトレーニングするからおまえも来い」と言われグラウンドに行っても誰一人来ないなど日本ではあり得ないようなチームでした。逆にそんなチームだからこそラグビー初心者の自分も気楽に楽しめたのかもしれません。

人との交流による学び

日本から持って行った英語の例文集をウルドゥー語に訳しパキスタン人の先生や友達に添削してもらいました。また、知り合いの紹介で地元のラジオに出演しました。やり取りはすべてウルドゥー語でしたので良い練習になりました。またウルドゥー語のショートストーリーを買って読んだりすることもありましたが、そういった自習や授業を通してよりも様々な人たちとの交流による学びが大きかったと思います。

パキスタンの異文化に触れる

旅行も含め半年ほどパキスタンに滞在しましたが人との交流を通して、語学だけでなく宗教や文化も学べた良い留学生活でした。日本にいるとパキスタンはテロリストが多く治安が悪い国という印象を抱きがちですが、治安が悪いところは限られておりそこに行かない、深夜に出歩かないなど守れば基本的に問題ありません。ご飯が美味しく世界遺産も多いので食べるのが好きな人、旅行が好きな人は楽しめると思います。友人の家を訪れた際に宗教の違いを感じたことがありました。その時は友達の家に泊まっていたのですが、トイレに行くときには必ず友達に事前に言わなければいけません。それはトイレが家の奥にあるのでその友達の母親や妹の部屋を通ります。友達が部屋の扉をきちんと閉めてから行かなければいけませんでした。独身で血もつながっていない僕が彼女らの姿を見るのは良くないのです。

パキスタン留学で得たもの

パキスタン 友人と
語学力、文化宗教に関する知識はもちろんですがそれ以外に主張する力や根気がつきました。パキスタン人は何をするにものんびりしており、大学の必要な書類など要る時も用意しておいてというだけではまず手に入りません。いつまでに要るから!と強く言い、何度も何度も事務室に通いつめる必要があります。1日で終わりそうなことも1週間、1ヶ月とかかる可能性があるので自然と我慢強くなりました。あとは、どこでも生きていけるだろうという自信ですね。気温40度越え、クーラーなし、埃だらけの部屋で生活していたので生きていく上での免疫力が付きました。パキスタンの人口は1億8000万、平均年齢は23歳と経済発展の可能性を秘めた国です。その国で一定期間滞在し学んだことは大きな武器になるでしょう。

パキスタン留学を勧める3つの理由

多数ある歴史的なイスラム建造物

ラホールは人口1100万人、パンジャーブ州のインドとの国境付近にある古い町です。旧市街にはラホールを代表するバードシャーヒーモスクやラホール美術館があります。またインドとの国境で毎夕行われるセレモニーを見に多くの観光客が訪れます。留学していた大学は旧市街にありました。旧市街には特にリキシャが多くごみごみしていると感じました。新市街には大きなショッピングモールや外資系のレストランなどがどんどんできています。

近代化を体感できる街並み

留学中は暇を見つけて国内を旅行しました。首都イスラマバードは北部に位置し過ごしやすいところです。大使館や外資系企業のオフィスがあるのでラホールよりも外国人が多く住んでいます。パキスタンでは「イスラマバードはパキスタンではない」と言われるほど町が整備されておりお洒落な印象です。南部の都市カラチはパキスタン最大の町です。気温はラホールとあまり変わらないですが海に近いため風が程よく吹いておりここも過ごしやすいです。カラチというと何かと治安が心配されがちですが最近はどんどん良くなってきており、日経企業のオフィスはパキスタンの中では最多です。ラホールからは列車で16時間ほどで片道1000~5000円です。

留学費用の安さ

物価はかなり安いです。食費は1食日本円で50円~、水500ml40円、寮費、授業料は5ヶ月分合わせて約2万5千円などです。食事は友達何人かと食べることが多かったのですが、お前はお客さんだからと払わせてくれませんでした。イスラム教徒は異教徒や旅人をもてなすようにという教えがあるので優しくしてくれます。そのため食費は結局あまり払いませんでした。航空券は往復で約12万、予防接種は3万ほどでした。

パキスタン留学の特徴

授業とカリキュラム

大学院の学生が4名インターンとしてついていましたが来なかったり、先生同士で終始話し、相手にしてくれないことがありました。
特にカリキュラムはなく最初にテキストを渡されましたがあまり使いませんでした。質問しないと延々数字や野菜の名前をただ暗記する授業になってしまうため自分で書いた例文を添削してもらったり、ニュース記事を読んでそこからディスカッションをするなど工夫しました。断食月は完全に授業は休みとなります。

運営スタッフ

留学生に対するサポートはほぼありません。なので自分で全部やらなければならないのですが周りのパキスタン人が助けてくれるので早めに友人を作るといいです。着いてすぐ入寮の手続きをしに事務に行ったのですが、寮はまだ準備ができていないと言われなかなか寮に入れませんでした。学生証やバスカードの発行は遅く、結局バスカードは発行されなかったです。とにかく何度も出向き強く言わなければいつまでたっても思い通りにいきません。

教授陣

現地の教授はパキスタン学生の通常授業を受け持っているため、外国人用のレギュラー授業に関わることは基本的にありません。しかし8月にトルコの学生が短期でウルドゥー語を学びに来た際は教授が教えていました。直接関わりはなくとも家に呼んでくれ、食事をごちそうしてくれる教授もいました。

大学の施設と設備

大学の外観はイギリス風建築で趣がありますが施設は汚いです。教育を受けてる、受けてないに関わらずごみを平気で捨てるためそこらじゅうごみだらけです。寮にクーラーがあると聞いていましたが行ってみるとなく、欲しければ自分でつけるように言われました。現地人に溶け込もうと、40度越えの日もクーラーなしで耐え忍びました。また寮はよく停電します。停電すると唯一あるファンが使えないので地獄です。

大学の周辺環境

授業が行われるオールドキャンパスの周辺には大きなバザールや美術館、大学がありとても活気があります。寮があるニューキャンパス周辺はバザールの他に結婚式場やお洒落なレストランがあり、きれいな建物が多いです。外資系の企業が多数入っている大型のモールも近くにあり近代化を感じられます。近~中距離の移動はリキシャやチングチー、と呼ばれる庶民の乗り物で移動しました。リキシャは乗る前に値段交渉する必要がありこれはパキスタン留学の醍醐味の1つです。チングチーは乗り合いのため値段交渉は必要なく、かなりの距離を安く移動できます。

留学中の住まい

寮は20ほどあり1つにつき200人ほどが住んでいます。外国人も住むインターナショナルホステルにはパキスタン人の他にネパール、アフガニスタン、サウジアラビア、バングラデシュ、イエメン、イラン、ケニア、スーダンなどから来ています。彼らはウルドゥー語ではなく社会学部や経済学部など英語で開講されている学部で学んでいました。しかしウルドゥー語も独学で勉強しかなり話せるため、寮の共通語はウルドゥー語でした。
寮の中に屋台と食堂があり美味しいところとまずいところの差が激しいです。おなか一杯食べても日本円で70~80円ほどで済みました。

1日のスケジュール(平日)

8:30〜 起床/準備
寮があるニューキャンパスから授業が行われるオールドキャンパスまでスクールバスで行きます。
9:30〜 午前授業開始
学生は初めは自分以外に中国人や韓国人もいましたが、1ヶ月で帰ってしまい1人になりました。先生は4人いました。
16:00~ 授業終了/寮に帰る
寮に帰り友達とご飯を食べたりチャイを飲んだりしました。夕方からはグラウンドでラグビーの練習をすることが多かったです。
19:00~ 夕食
寮の中にある屋台でカレーやビリヤニというスパイスの効いたご飯を食べていました。
20:00~ おしゃべり
夕食を済ませたら、部屋に戻り友達と話していました。町に出ることもありました。
24:00~ 勉強/就寝
現地のショートストーリーや日本から持って行った教材を読んでいました。夜型の友達が
多かったため2時や3時まで起きていることも多かったです。
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