ブログ

誰が主役かわからない!?圧巻のインド流結婚式に参加してきた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、インドの知り合いの方にお呼ばれしてインドの結婚式に行ってきました。しかも今回は国際結婚ということでこれはなかなかできない貴重な経験。その国によって特徴が色濃く出る結婚式ですが、インドの結婚式はどんな感じなのでしょうか?今回はそのパーティーの様子をレポートします。

ホテルでも路上でもどこでも結婚式

インドの結婚式のハイシーズンは11月から2月の間でこの期間は街の至る所で結婚式が行われています。ホテルのパーティルームはもちろんのこと、路上や空き地のような所で派手に開催されるのです。11月から2月にインドに来たら路肩で馬車を停めてそのまわりを囲んで踊る人の姿をよく見かけると思います。

今回招待していただいたのはホテルの中で行う形式のものでした。招待状とかは特になく、前々日くらいに「You来ちゃいなよ」みたいノリで誘っていただいて二つ返事で参加させてもらうことになりました。僕自身、日本の結婚式には何度か出席したことがあるのですが、インドの結婚式は初めてだったので楽しみと少しの緊張で式場へ向かいました。タクシーに揺られること30分、式場に近づくに連れて結婚式をする姿がちらほら見え始め、こちらも高まってきたところで今回の会場となるホテルに到着。

結婚式場2

ホテルの門をくぐるとさっそくやってました!真っ赤でド派手な照明と設備の前で踊る人たち、そしてそれを微笑ましく眺める人たち。招待された式はこれかな?と探りながら、そして少し混ざった踊りながら、式を楽しんでいました。ただ、

インド ダンス

薄々感じていたのですが、これ
招待されたやつじゃないんですよね。

結婚式は全財産を掛けて挑むもんやで

気を取り直して招待して頂いた結婚式を探すこと5分、いましたいました!日本で働いている親切なインド人のリッキーさんにエスコートされながら、会場に足を踏み入れると…

結婚式場

クラブかな?

結婚式場 宴

おお、披露宴会場っぽい部屋もあった。

結婚式場 会場

なるほど、繋がってるんですね。

ビュッフェ

このお部屋の外にはビュッフェスタイルの食事も用意されていました。メニューはもちろんこちら!

結婚式 カレー

今回の式はベジフードでヘルシーでした。ちなみにお酒は会場内ではよろしくないとされているようで、飲みたい人はホテルの外で飲んでいました。中にはウィスキーの水割りを1Lボトルに作って飲んでいる人もいましたよ。

LOVEマリッジよりアレンジマリッジ

新郎新婦が到着するまでにまだ時間がかかりそうなので、少しインドの結婚事情について触れておきます。今でこそ時代は変わってきていますが、インドにはカースト制度というものがまだ根強く残っており、以前は同階級内でないと結婚が許されないということもあったようです。そして親が探してきた相手と結婚しなさいという慣習が長いこと残っています。日本で言うところのお見合い結婚のようなですね。最近でこそ若者中心にLOVEマリッジも増えてきて、自由恋愛のムードが高まっています。

カースト制度の詳しい情報については次の記事を参考にして下さい。

一方で20代前半の敬虔なヒンディーの女の子に「今まで付き合ったことある?」と聞いたところ「不潔!ありえない!近寄らないで!」だそうです。結婚前に誰かとお付き合いするのはダメみたいです。これも聞いてみました。

「結婚したい?」曰く、「したい、というよりお父さんとお母さんが望むならするわ。」続けてこれも聞いてみました。「でも結婚するまで付き合わないのにどうやって相手見つけるの?」曰く、「親が自分のことを一番良く知っているんだから結婚相手は親が決めるのは当たり前じゃん!私は絶対その人と結婚するもん!」だそうです。この子は若くしてかなり真面目なヒンドゥー教徒だったので、珍しいのかもしれませんが少なからずこういった考え方が残っているのは確かです。

式費用は全額持ち出し?!

日本の結婚式費用は平均で400-500万円程ですが、一般的には友人や親族からご祝儀を頂くため持ち出しは100万円程度でしょうか。最近では金銭的な理由で式を挙げるのを諦めてしまう人もいるようですし、数万円から挙式できるプランもあるようですね。

インドの結婚式は違います。全然違います。まずかかる日数は3-5日が一般的です。1日目はお祈り。2日目は全身にヘナという模様を描く日、3日目はパーティー…という形でアジェンダが組まれ1日単位で進められるのです。めちゃ長期戦です。

そして気になるお値段は、600-700万円くらいだそうです!もちろん形式や規模によって異なるのであくまでも平均値ですが仁保より少し高いイメージですね。しかーし!インドにはご祝儀はないのですね!なんと!それはきつい!しかも、以前は新婦側が全て負担していたみたいですよ。昔は全財産を投げ打って娘を嫁に出す家も少なくなかったと言うから驚きです。

まだまだ続きます。結婚式のお祝い品として車や家具などが贈られるのですが、なんと新婦側から新郎側のみ!日本の感覚だと大事な娘をくれてやった上に車まで?!って感じですが、あるんです。これは大きなカルチャーショックでした。

花火?爆竹?歌って騒いで・・・

さて、いよいよ新郎新婦の登場です。ヒヒーン!…ヒヒーン?

馬車

馬車で登場ぅぅぅう!!乗っているのは新郎と…

新郎新婦登場

新婦3人?

あれ?一夫多妻制でしたっけ?と思ったら彼女たちは会社の同僚だそうで、はるばるインドへお祝いに駆けつけたそうです。それにしても登場で乗っちゃうところが大和魂を感じますね。そしてそれを受け入れる新郎の器の大きさたるや。

宴ダンス

新郎が登場すると太鼓や爆竹、花火で盛大にお出迎えします。ボルテージは最高潮。そして、先程の会場へ移動していよいよ宴の始まりじゃーーーー!

結婚式 カレー

と思ったのですが、新郎新婦が登場してもなんのその。みんなカレーに夢中です。到着直後の新郎の様子はこんな感じ。ポツーン。

ポツーン

どれが花嫁だよ!

写真撮影

披露宴内には特に何かイベントがあるわけではなく、まずは写真撮影。次から次へと写真撮影。しかし、もう誰が新婦さんなのっていうくらい皆がきらびやかなドレスを着ていますね。1時間弱この写真撮影会は続き、さて次はと思った途端、あれ?人がどんどん会場から出ていってる。出ていったのはお酒が大好きな方々で、どうやら彼らはこの後、外で本当のパーティをスタートさせていたみたいです。写真撮影がメインイベントのようですね。あとはこの会場で一晩中ダンスして賑やかにお祝いしていたようです。

写真撮影

でも実はこのパーティー、参加者50名以上のうち99%が

親族だったんですよね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お問い合わせ/留学相談はこちら!