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【インド人にとって映画は最高の娯楽】おすすめインド映画をご紹介!

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多様な文化、宗教が入り混じるインド。現在、急速なITインフラの整備による、IT産業の発展が注目されているインドではあるが、まだまだ他にも注目の産業はたくさんある。それが、今回紹介しようと思うインドの映画産業である。まずは全体感を把握するために工業収入ベースで比較する。2015年の北米を除いた興行収入ランキングによると、1位中国、2位イギリス、3位日本、その次にインドがランクインする。インドは4位に位置している。やはり興行収入では上位3カ国、北米を入れると上位4カ国と比較すると劣っているように思える。

この理由には、そもそも人口に対しての映画館数が少ないこと。インドの安すぎる映画のチケット代、そして、海賊版のDVDが広く出回っていることが挙げられる。なので、そもそも、映画館にお客さんが来たとしても、なかなか儲からない。さらには海賊版が出回ってしまっているので、そもそも映画館よりも安くでみれてしまう環境があるのだ。

世界的に見るとまだまだ劣るインドではあるが、制作本数で比較すると数多くの映画を製作しているのが見て取れる。映画の製作本数ベースで比較するとインドは世界1位である。国際連合教育科学文化機関の統計によれば、2013年の全世界映画製作本数は7610本。そのうちインドは1724本制作しており、全体の23%に相当する。まさに、インドの娯楽=映画鑑賞を表す数字になっている。アメリカの768本と比較しても大きく引き離していることが分かる。

実はインド映画=ボリウッドではない

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インド映画=ボリウッドというイメージがあるかもしれないが、そういうわけでもない。筆者も当初インド映画=ボリウッドと思っていたのだが、インドのムンバイから発展した映画産業、つまり北インドの人達が話すヒンディー語圏の作品をボリウッド、そのほか、インドでは37の言語が話されているのだがそれぞれにハリウッドを文字った映画制作地の呼称があるのである。例えば、タミル語圏はコリウッド(kollywood)と呼ばれている。広大な国土面積に、数多くの言語が存在するからこそ、生まれた独自の映画産業構造であるといえる。

​インド映画とダンス​

​インドの映画に欠かせないのがボリウッドダンスと音楽であろう。インドの映画にダンスなしはあり得ないといっても過言ではない。インド映画を見ていると映画中に少なくとも一回は踊るシーンを見ることだろう。もちろんダンスシーンのないものもあるが、大体のインド映画にはダンスシーンが登場する。

インド人にとって映画とは​

インド人にとって、映画とは一大娯楽といっても過言ではない。大体のインド人は休日に子供を連れて映画を見に行ったり、ショッピングモールをぶらぶらしている。あまり娯楽施設が発展していないインドでは、映画館で映画を見ることが最大の娯楽なのかもしれない。

実際に映画館に行って驚いたこと​

映画館は基本的にショッピングモールの中にあることが多い。筆者も映画館に行ってインド映画を楽しんだことがあるのだが、インドの映画館では日本の映画館で見られる光景とは少し違った光景があった。今回はその違いを紹介したい。

とにかくしゃべる​

まず一番初めに驚いたのが、とにかくインド人がしゃべるしゃべる。普通日本の映画館であれば、ポップコーンを食べる音でさえも少し静かにしようと思うくらいのレベルで上映中は静けさに包まれているが、インドでは正反対。静かにするどころか映画の内容についてわちゃくちゃ話している。ポップコーンの音などなり放題である。日本と正反対な様子に心底驚いたのを覚えている。

感情表現がみんな激しい​

次に先ほどと少し被っているかもしれないが、とにかくインド人の感情表現が激しい。盛り上がるシーンが登場すれば、インド人も一緒になって盛り上がる。もはや状況は映画館ではない。クリケット、もしくはカバディ(インドのスポーツ)のスポーツ観戦の時くらいの盛り上がりである。一方感動的なシーンになると、さっきまでの、盛り上がりは何だったのかというほどにわんわん泣いている。なんて感情表現が激しいのだ。本当にいつも驚かせてくれる。

途中で休憩がある​

映画を見ていて、ちょうど盛り上がってきたころに、急に映画の画面が暗転。何事かと思っていると、映画館のライトが徐々に点きはじめインド人もどんどん立ち上がり退出していく。「え、終わり?」と横の人に聞くと、「これはただの休憩」とのこと。なんとインドの映画館には映画の途中で休憩が存在する。それぞれ、ポップコーンを買いに行ったり、トイレに行ったりと思い思いの時間を過ごした後に、また映画が再開されるのである。日本人的にはそのままぶっ続けでみたいという思いがあるのだが…インドでは途中で休憩があるみたいだ。

最後におすすめのインド映画をご紹介​

最後に絶対に見るべきインド映画、そしてインドを舞台にしたインド映画をご紹介する。かなり有名かつとても感動する超大作なので是非一度ご鑑賞していただきたい。

きっとうまくいく​

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日本でも有名なインド映画と言えば、「きっとうまくいく」で間違いないであろう。インドの教育システム、インドの慣習、社会システムをジョークを交えながらも表現したインドを代表する作品の一つである。この映画は3時間ほどある長い映画ではあるが、内容にかなり引き込まれるのでいつの間にか終わったという印象を受ける。この映画はインド好きでなくとも一回は見ておくことをおすすめする。すごく考えさせられる映画である。

スラムドックミリオネア​

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この映画はインドのムンバイを舞台にした映画である。クイズ$ミリオネアでの最高賞金約4000万円をかけて挑戦したスラム育ちの青年のロマンスを描きながら、そのスラムで起こる犯罪、貧困、宗教的な問題を切り取った映画である。この映画は当時、アカデミー賞の10部門にノミネートし、9部門を受賞するという快挙を達成している。

めぐり逢わせのお弁当

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インドはムンバイ発祥のダッバワーラというお弁当を運ぶお仕事がある。毎朝奥さんがお弁当を作り、昼前くらいにダッバワーラが家の前に取りに来て、出来立てのお弁当その奥さんの夫の勤務先に届けてくれる。この映画は、アナログなオペレーションにも関わらず全くミスをしないダッバワーラが、お弁当の配達先を間違えた事で始まるなんとも切ない恋の物語なのである。お弁当の中に入れた文通から始まる恋。映画を見終わった後には、優しい気持ちに包まれていることは間違いない。

めぐり逢わせのお弁当公式HPはこちら

上記3つの映画はまさにインドの現状を色濃く表したおすすめの映画なので、ぜひ鑑賞することをおすすめする。

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