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インド留学で成功する人、失敗する人

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筆者はインド留学に携わり始めてからこれまで、100名を超える日本人のインド留学をサポートさせていただいていますが、留学される方は特徴的な方が多いなあという印象を受けています。インドという(日本人から見ると)特殊な国がそうさせるのか個性溢れる方からのご相談を承る中で、私自身、良い意味でエキセントリックな体験をさせていただいています。当然、留学前だけではなく、インド滞在中、卒業後も留学生と交流させていただいていて(皆様、いつもありがとうございます。)、インド留学を人生の転機にして素晴らしい道を歩んでいる方をたくさん見ている一方、留学前後で変われなかった方、思ったような成果が得られなかった方もまた、多数見てきました。もちろんインド留学する一大決心をした方には、何か一つでも多くのものを得て次に進んでほしいと願っていますが、100%の方にとってそうならないのが現実です。では、なぜそんな風に違いが出てくるのでしょうか。本記事では、留学生のサポーターとして見てきた、インド留学を成功させる人、失敗する人の違いをまとめていきたいと思います。

成功する人

前提として留学の”成功”は人によって違います。ここでの成功とは留学生が期待していた、もしくはそれ以上の語学力、ITスキル、コミュニケーション能力、環境適応力などに関して成長した実感があると定義して話を進めていきます。

成功する人の特徴

インド留学を成功させる人が持つマインドの特徴は、起こる事象全てにポジティブで、自分の中に”ポジティブ変換器”を持っていることです。インド留学中は日本ではありえないことが毎日のように起こります。停電、断水、交通渋滞を起こす牛の群れ、対応が遅いインド人…挙げればキリがないですが、日本人にとって非日常が日常なのがインドなのです。人間は自分の常識、習慣から外れたことに対して強いストレスを感じます。

留学中 談笑

しかし、そのストレスは捉え方次第で自信を成長させる種になります。海外での生活、ましてやインドでの生活は日本のそれとはかけ離れています。インドに滞在する以上、生活環境が違うのは当然で、歴史や文化の違うインド人と生きる必要があります。留学生活はインドの不便で混沌とした毎日に辟易したくなるかもしれません。しかし、そこに気づきや学びのチャンスがあるのではないでしょうか。

成功する人の行動

インド留学をサポートさせて頂いた学生の中に、将来は国際的に国と国を繋ぐ仕事をしたいという夢を持つ方がいました。彼がインドに来た理由は、様々な文化や慣習が許容されているインドに身を置くことでどんな環境でも適応する力を身に付けたいからだと言っていました。ここまではよくある話です。そういう方はたくさんいましたが、彼はひと味違いました。彼はインド留学中、いかなる理由があろうとも日本人とは連絡を取らないとルールを決めていたのです。彼は日本の友達からのあらゆるSNSやメールを遮断し、外国人とのコミュニケーションに集中する環境を自ら作っていました。自分の常識とインドの常識をフラットな状態で比べることで、あえて違いを見えやすくして気づきの機会を増やしていたのです。彼はインド人だけでなく、中東やアフリカ人とも友だちになり、彼らのバックグラウンドを理解するためにイスラム教やキリスト教の考え方についても勉強を始めました。そして彼らの国の歴史や信仰について議論できるまでになったのです。

彼が留学で成功した最大の要因は”行動”したことにあります。まず、自分の目標に対してインド留学という選択をして実際にインドに来ました。そして環境を自分で作り、自ら学びを得る行動を起こしたのです。これを継続してできたため、彼の留学は成功しました。行動することは勇気のいることですが、同時にリターンも大きいです。行動は留学の効果を高める最大の投資となるでしょう。

失敗する人

失敗する人のマインド

留学で思ったような成果を挙げられない人のマインドの特徴としては、上述した成功した人と逆のパターンが多いです。物事にネガティブで全てに対してマイナスに捉えてしまうのです。つまり、日本の常識、自分の常識が抜け出せずに、また、新たな考え方や価値観を最初からブロックしてしまうのです。インドに行っている時点でそれはクリアしているではないか、と思うかもしれませんがそれは違います。インドに来ることが目的化していて、そこで何をするかという一番大切なところが抜けてしまっているのです。

ひとりぼっち

インドにいても常にスマートフォンで日本にいる友達と連絡を取り、インドにいる日本人コミュニティに依存してしまうケースをいくつも見てきました。色々なコミュニティに属することは必ずしも悪いことではありませんが、そこに依存してしまうのは結局のところ心地の良い環境に身を置き、自分を守りたいという甘えに他なりません。

失敗する人の行動

これもインド留学をサポートさせて頂いた男性の例ですが、彼は先述した方と同様、将来的には世界の舞台で活躍するというビジョンを持っていました。留学の目的は英語でのコミュニケーション能力向上でした。しかし、彼はほとんど外に出なかった。留学途中に彼と連絡を取っていた際、なぜ篭って勉強しないのかと訪ねたことがあります。彼は英語力に自信がないから自分で勉強したいといっていました。

しかし、彼は既にTOEIC800点を超える英語スキルを持っていたのです。文法や語彙力は申し分なく、あとはひたすら実践を繰り返すだけのはずでした。しかし、彼は3ヶ月経っても外に出ようとはしませんでした。当然、英語でのコミュニケーション力は伸びず、TOEICの点数を少し伸ばしただけで帰国していきました。

まとめ

彼らの違いは”行動”したか否か、ここに尽きます。インドに来るところまでは極端に言ってしまえば航空券さえ買えれば誰でもできます。しかし、大事なのはそこで何ができるか、何を学べるか、だと思います。生まれ育った国と全く違う国でうまくいかないことが当然です。それを理解して行動できるか、ここに留学の成功の秘訣があるのではないでしょうか。

留学 旅行

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